気持ちは嬉しいけれど、複雑なギフトがあります。たとえばある人はお世話になったお礼になぜかドライヤーをプレゼントしました。それはごく普通のドライヤーです。特別な機能は何もついていません。
プレゼントを受け取った方はなぜドライヤーなのだろうかと、困惑していました。それが大人数の家族であれば、ドライヤーがたくさんあれば助かります。しかし受け取った人はそうではありませんでした。大抵の人は同じようにとまどいを感じるかもしれません。
もしちょうどドライヤーが壊れていたというタイミングであるなら非常に嬉しいにちがいありません。しかしそうしたことは滅多にありません。しかたなく受け取った人はいつかドライヤーが壊れたときのために、もらった方をとっていました。このように電化製品など、おそらくすでに持っていて、なおかつ一つあれば十分という物をギフトにして差し上げることには危険が伴います。
ですからギフトは、実用的であることが大切です。食品や消耗品、あるいは複数あっても良いものであるなら無難です。たとえば定番ですが、タオルやマットはたくさんあっても困りません。もちろん一生懸命ドライヤーを選んでくれたその気持ちには、感謝を表すのは礼儀です。
同じ過ちをしないためには、これに類するものを贈らないことです。ごく普通の電化製品をおくるのは、要望がない限り避けた方が無難です。置く場所に困るとさえ思われる可能性があります。何をもらうと嬉しいかよく考えましょう。
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